二重全切開法

こんなお悩み、ありませんか?

二重整形には、糸で留める「埋没法」と、皮膚を切開する「切開法」があります。切開法は、まぶたの厚みやたるみそのものを整えられるため、埋没法では届かないお悩みに向いています。まずは、当てはまるものがあるか確認してみてください。

  • 埋没法を受けたが、取れた・浅くなった・左右差が出た
  • まぶたが厚ぼったく、埋没では二重が出にくいと言われた
  • 目の上に脂肪が多く、腫れぼったい印象が気になる
  • 皮膚がたるんで、二重の幅が狭くなった・三重になる
  • 幅の広い平行型の二重に、はっきり変えたい
  • メイクや糸に頼らない、長く続く二重がほしい
  • 傷あとやダウンタイムが心配で、踏み切れずにいる
  • 自分には埋没と切開のどちらが向くのか、相談したい

ひとつでも当てはまる方へ。全切開法は、まぶたの内部の脂肪やたるみまで含めて整え、長く続く二重ラインをつくる治療です。ここから、なぜ切開法が選ばれるのか、埋没法とどう違うのかをお話しします。

なぜ、切開法が選ばれるのか

一重・奥二重や「埋没が取れる」背景には、まぶたの厚み・脂肪の量・皮膚のたるみが関わります。埋没法は糸でラインを留める方法のため、まぶたが厚い・脂肪が多い・皮膚が余っている場合には、固定が緩んで戻りやすくなります。全切開法は、これらの原因そのものに対処できる点が大きな違いです。

まぶたの「厚み」をつくる3つの層

まぶたは表面から、皮膚 → 眼輪筋(がんりんきん)→ ROOF(眼輪筋下脂肪)→ 眼窩脂肪(がんかしぼう)という層で構成されます。腫れぼったさの原因がROOFや眼窩脂肪にある場合、糸で留めるだけでは厚みは変わりません。全切開法では、必要に応じてこれらの脂肪やたるんだ皮膚を処理できるため、厚いまぶたでも二重を安定させやすくなります。

あなたはどちらが向いている?

二重整形は「埋没法・部分切開・全切開法」の3つから、まぶたの状態に合わせて選びます。下の表で、ご自身がどれに近いか確認してみてください。

治療法アプローチ持続の目安向いている方
埋没法糸で留める(切らない)数年〜(戻る可能性あり)まぶたが薄め/初めて/戻せる余地を残したい
部分切開法一部を小さく切開比較的安定脂肪がやや多め/たるみは少ない
全切開法ライン全長を切開+脂肪・たるみ処理半永久(最も安定)まぶたが厚い/たるみ/幅広平行/埋没が取れた

向いている方法は、診察してはじめて分かります

厚みの原因が脂肪なのか皮膚のたるみなのか、たるみの程度はどれくらいか——これらは医師が直接診察して判断します。「埋没で足りるのか、切開が必要か」で迷う方こそ、まずは無料カウンセリングへ。

全切開法という選択肢

全切開法とは、希望する二重ラインに沿って目頭から目尻まで皮膚を切開し、二重形成を妨げる組織や余分な脂肪・皮膚を整えたうえで縫合し、切開部の癒着で二重ラインを固定する治療法です。視野を確保して内部をしっかり処理できるため、厚いまぶたやたるみのある目元にも対応できます。

脂肪・たるみまで
整えられる

眼窩脂肪やROOFの処理、たるんだ皮膚の切除を同時に行えます。厚ぼったさの原因に直接アプローチできるのが、糸で留める埋没法との最大の違いです。

長く続きやすい

切開部の瘢痕(はんこん)の癒着でラインを固定するため、半永久的に続きやすく、埋没法に比べて戻る可能性は大きく下がります。ただし「絶対に戻らない」ものではありません。

デザインの自由度が高い

幅の広い平行型など、ご希望のラインをつくりやすい方法です。目頭切開や眼瞼下垂の処置と組み合わせて、目元全体を設計することもできます。

部分切開(小切開)法との違い

「全部は切りたくない」という方に向けて、ラインの一部だけを小さく切開する部分切開法もあります。眼窩脂肪の処理は可能ですが、切開線が短いためROOFの切除や皮膚のたるみ取りは難しく、埋没法と全切開法の中間的な位置づけです。傷が小さくダウンタイムを抑えやすい一方、対応できる範囲は限られます。まぶたの状態に応じて、どちらが適しているかを診察で判断します。

施術の流れ

全切開法は、当日のご来院から帰宅までおおむね2〜3時間、手術そのものは30〜60分程度です。
麻酔は局所麻酔で対応できます。

医師によるカウンセリング・診察

まぶたの厚み・脂肪・たるみ・希望のラインを確認し、脂肪処理や皮膚切除の要否を含めて方針を決めます。この段階で「今日はやめておく」と言っていただいても問題ありません。

デザイン・マーキング

重瞼棒で仕上がりを確認しながら、ミリ単位でラインの位置と幅を決定します。鏡で確認しながら進めます。

局所麻酔

極細の針で局所麻酔を行います。表面麻酔の併用や、希望に応じて笑気麻酔(鼻から吸うリラックス作用のある麻酔)もご案内できます。

切開・内部処理・縫合

デザインに沿って皮膚を切開し、必要に応じて脂肪・たるみを処理して縫合します。途中で目を開けて左右のバランスを確認しながら進めます。

仕上がり確認・術後説明

仕上がりと左右差を確認し、冷却の仕方・過ごし方・24時間対応の連絡先をご説明します。麻酔の影響があるため当日の運転は控えていただきます。

ダウンタイムと回復の経過

切開を伴うため、埋没法よりダウンタイムは長めです。標準的な経過を時系列でご説明します。腫れ・内出血の程度には個人差があります。

時期見た目の状態可能なこと/注意点
当日〜3日腫れ・内出血・むくみがピーク。冷却・安静を。飲酒・運動・湯船・サウナは控える。当日は運転不可。
5〜7日抜糸の時期。糸が付いた状態。眼鏡・サングラスで隠せる。在宅で過ごせると安心。
1〜2週間腫れ・内出血が引き始める。抜糸後はメイク・洗顔可(指示に従う)。職場復帰の目安。
1ヶ月強い腫れが落ち着く。傷の赤みは残る。アイメイク・運動など概ね可。
3ヶ月仕上がりの9割程度に。ラインが安定。気になる点は経過観察で相談。
6ヶ月傷あとが成熟し目立ちにくく。概ね完成。

経過には個人差があります

回復の早さや腫れの程度は、まぶたの状態・体質・生活習慣によって異なります。気になる症状があれば、自己判断せず24時間対応の連絡先までご相談ください。

医師からのメッセージ

二重のご相談をお受けする中で、よく聞かれるのが「埋没法と全切開法、どちらがいいんですか」というご質問です。どちらか一方がいいということはなく、それぞれに良さがあって、まぶたの状態や希望に合わせて見極めることを大切にしています。

埋没法の一番の魅力は、ダウンタイムの少なさと、自然な二重のラインを作れることだと思っています。腫れも少なく、比較的気軽に挑戦しやすいのが強みです。

一方で、全切開法をおすすめすることが多いのは、まぶたが肉厚気味の方や、脂肪がしっかりある方、埋没法を何度も繰り返されている方です。またアイプチなどを長年繰り返してきたことで皮膚にたるみが出てしまっている方にも、全切開法の方が根本からラインを整えやすく、結果的に満足度が高くなるケースが多いと感じています。

施術前には、ご自身のまぶたの厚みや脂肪の量、たるみの程度によって適した術式が変わってくること、そして仕上がりのイメージは症例写真とまったく同じにはならないことを、必ずお伝えするようにしています。埋没にも全切開法にもそれぞれの良さがあるからこそ、術式ありきではなく、その方に合った方法を一緒に選んでいくことを心がけています。

当院が大切にしていること

全切開法において重要となってくるのが、脂肪処理と皮膚処理の「量」の見極めです。脂肪を取りすぎると予定外重瞼線や上まぶたのくぼみ(くぼみ目)につながるリスクがあるため、慎重に判断しています。皮膚のたるみ処理も同様で、取りすぎると重たい印象やキツい印象になってしまうことがあるので、そのラインを見極めるのが腕の見せどころだと思っています。

左右差を最小限に抑える工夫や、傷あとが目立ちにくい縫合にもこだわっていて、自然な引き込みラインを作るための細かい調整も欠かせません。こうした要素をひとつひとつ単独で考えるのではなく、まぶた全体のバランスとして総合的に判断しながら施術を行っています。

カウンセリングで大切にしていること

カウンセリングで大切にしているのは、必要以上の施術をすすめないことです。埋没法で十分な方に、あえて全切開法をおすすめすることはありません。

二重のラインは、目の開き方や皮膚たるみ具合、脂肪の量など、いくつもの要因が絡み合って決まってきます。これらを総合的に見極めたうえで、できることとできないことをはっきりお伝えするようにしています。理想だけをお伝えするのではなく、その方の骨格や皮膚の状態でどこまで実現できるのか、正直な線引きをお話しすることを大切にしています。

料金

全切開法は自由診療です。表示価格はすべて税込で記載します。

メニュー料金
全切開

¥300,000(税込)

全切開オプション脂肪切除

¥50,000(税込)

リスク・副作用について

医療行為には必ずリスクが伴います。以下は医学的に起こりうるリスクを網羅的に記載しています。施術前のカウンセリングで詳しい説明を受け、十分にご納得のうえでご判断ください。

起こりうるリスク・副作用

  • 腫れ・内出血・むくみ:多くの場合に生じ、1〜2週間で落ち着いていきます
  • 傷跡・瘢痕:二重ライン上に隠れますが、赤みが約1ヶ月続き、成熟まで半年ほどかかります(体質差あり)
  • 左右差・二重幅の差:腫れの間は出やすく、引いて残る場合は経過を見て対応します
  • 予定外重瞼線(三重まぶた):意図しないラインが出る場合があります
  • 感染・縫合部のトラブル:まれですが、抗生剤などで対応します
  • ドライアイ・閉瞼のしにくさ:処理量により一時的に生じる場合があります
  • 後戻り・ラインの変化:低い確率ですが起こりえます
  • 修正の難しさ:皮膚は元に戻せないため、幅を狭める・予定外重瞼線をなくす修正は難度が高くなります

緊急対応が必要な症状

以下の場合は様子を見ず、すぐにご連絡ください。24時間対応の緊急連絡先は施術当日にお渡しします。

  • 急激な腫れの増悪・強い痛み
  • 38度以上の発熱
  • 急激な見えにくさ
  • 強い赤み・膿のような分泌物

よくあるご質問

痛みや麻酔が心配です。

局所麻酔を行うため施術中の強い痛みはほぼありません。注射時のチクッとした感覚は表面麻酔や極細針で軽減します。緊張が苦手な方には笑気麻酔の併用もご案内できます。術後の痛みは鎮痛剤でコントロールできる範囲です。

傷あとは残りますか?

二重のライン上を切開するため、傷は二重のしわに隠れ、時間とともに目立ちにくくなります。赤みは約1ヶ月、傷の成熟は半年ほどが目安です。体質によって経過には個人差があります。

ダウンタイムはどれくらいですか?仕事復帰は?

抜糸は7日後、強い腫れは1〜2週間で落ち着き、完成は約3ヶ月が目安です。抜糸まではサングラスや眼鏡で隠す方が多く、在宅で過ごせると安心です。

埋没法とどちらがよいですか?

まぶたが薄く戻せる余地を残したい方には埋没法、厚み・脂肪・たるみがあり長く続く二重を望む方には全切開法が向く傾向があります。実際の適応は診察で判断します。

二重は取れたり戻ったりしませんか?

切開部の癒着で固定するため、埋没法に比べて戻りにくく半永久的に続きやすい方法です。ただし「絶対に戻らない」ものではなく、低い確率で幅の変化などが起こりえます。

修正やデザイン変更はできますか?

可能な場合がありますが、皮膚は元に戻せないため、幅を狭める修正や予定外のラインをなくす修正は難度が高くなります。デザインは事前に十分に相談して決めます。

脂肪取りやたるみ取り、眼瞼下垂も同時にできますか?

まぶたの状態によっては、眼窩脂肪やROOFの処理、たるみ取り、眼瞼下垂の処置を同時に行えることがあります。適応は診察で判断します。

カウンセリングだけで帰れますか?

もちろんです。当院では初診当日の施術を基本的に行いません。検討する時間を持っていただいたうえで、納得してから施術日をお決めいただきます。

二重の幅は希望通りにできますか?

目の開きや皮膚のたるみ具合によって、実現できる幅には限界があります。希望を伺いつつ、骨格やまぶたの状態に合わせた無理のない幅をご提案します。

左右差が心配です

もともとの目の開きや脂肪のつき方には左右差があることが多く、完全に均等にすることは難しい場合があります。術前にどこまで揃えられるかを具体的にお話しします。全切開法で治療が難しい場合、他施術をおすすめさせていただくことがあります。

他院で受けた埋没や全切開の修正もできますか?

可能な場合がありますが、以前の施術内容や癒着の状態によって難易度が変わります。まずは診察で状態を確認させてください。

アイプチやアイテープはいつからやめるべきですか?

施術前からたるみや炎症の原因になるため、可能な範囲で早めに控えていただくことをおすすめしています。診察時に個別にご案内します。

コンタクトレンズは術後いつから使えますか?

術後2週間程度を目安にご使用可能です。使用不可期間はメガネをご使用ください。詳しくは術後の説明でお伝えします。