ピコスポット
こんなお悩み、ありませんか?
境界のはっきりした濃いシミやそばかすは、広く照射する治療よりも、一点に集中してアプローチする方が向いている場合があります。ピコスポットは、気になる箇所にピンポイントで照射する治療です。まずは当てはまるものがあるか確認してみてください。
- 境界のはっきりした濃いシミ(老人性色素斑)が気になる
- そばかすが、頬や鼻まわりに散らばっている
- 気になるホクロを薄くしたい
- 広く当てるトーニングでは、濃いシミに変化を感じにくい
- かさぶたになっても、しっかり治療したい
- ピンポイントで効率よく治療したい
- 自分のシミがどのタイプで、どの治療が向くか相談したい
ひとつでも当てはまる方へ。ピコスポットは、濃いシミやそばかすに集中して働きかける治療です。ここから、シミのタイプの違いと、ピコスポットがどう作用するのかをお話しします。
シミにはタイプがあります
シミは、原因や性質によっていくつかのタイプに分かれ、向いている治療が異なります。とくに大切なのが、ピンポイント照射が向く「濃いシミ」と、刺激で悪化しやすい「肝斑」の見分けです。
ピコスポットが向くのは「濃いシミ・そばかす」
老人性色素斑(境界がはっきりした濃いシミ)やそばかすは、メラニンが限られた範囲に濃く存在するため、一点に集中して照射するピコスポットが向いています。一方で、頬に左右対称に広がる肝斑は、強い出力をそのまま当てると悪化することがあり、ピコスポットは向きません。
自己判断は禁物です
濃いシミと肝斑が混在していることは珍しくなく、見た目だけでは見分けが難しい場合があります。タイプに合わない治療はかえって悪化を招くため、必ず医師の診察でタイプを見極めてから治療を選びます。
ピコスポットという選択肢
ピコスポットとは、ピコ秒レーザーを濃いシミやそばかすにピンポイントで照射し、メラニンに集中して働きかける治療です。ピコ秒という非常に短い時間で照射することで、メラニンを細かく砕き、周囲の肌への負担を抑えながらアプローチします。
濃いシミに集中して
アプローチ
気になる箇所だけに照射するため、境界のはっきりした濃いシミやそばかすに向いています。
ピコ秒レーザーで
負担を抑えやすい
従来のQスイッチレーザー(ナノ秒)より短い時間で照射するため、炎症後色素沈着などのリスクを抑えながら治療しやすいとされています。
少ない回数で対応できる場合がある
濃いシミは1回〜数回での対応が見込める場合があります。ただし再発の可能性もあり、回数は状態によって異なります。
使用機器について
本治療は、厚生労働省に承認されたピコレーザー(エンライトン)を使用します。
★※自院で使用する機種名・承認番号を確認し記載してください。
施術の流れと回数の目安
ピコスポットは、照射する範囲によって数分〜15分程度で行えます。痛みが気になる場合は表面麻酔を併用できます。
洗顔・メイクオフ
施術部位のメイクを落とし、肌を清潔にします。
医師の診察・タイプの見極め
シミのタイプ(濃いシミ・そばかす・肝斑など)を確認し、ピコスポットが適応かを判断します。
表面麻酔(任意)
痛みが気になる方には、麻酔クリームを使用できます。
レーザー照射
気になる箇所にピンポイントで照射します。輪ゴムで弾かれる程度の感覚です。
テープ保護・アフターケア
照射後はシミの色が一時的に濃くなり、かさぶたになります。保護テープの貼り方・遮光・保湿をご説明します。
回数・経過の目安
濃いシミは1回〜数回で対応が見込める場合がありますが、シミの種類や深さによっては複数回を要し、再発する可能性もあります。照射後はかさぶたが1〜2週間ではがれ、その後に効果が現れます。回数・経過は医師がご提案します。効果の感じ方には個人差があります。
ダウンタイムと経過
ピコスポットは、照射後にかさぶたができる経過をたどります。標準的な流れをご説明します。経過には個人差があります。
| 時期 | 見た目の状態 | 可能なこと/注意点 |
|---|---|---|
| 当日〜数日 | 照射部の赤み。シミの色が一時的に濃くなる。 | 保護テープで保護。こすらない・遮光を徹底。 |
| 3〜7日 | 薄いかさぶたができる。 | テープ保護を続ける。無理にはがさない。メイクはテープの上から。 |
| 1〜2週間 | かさぶたが自然にはがれる。 | はがれた後の肌は紫外線に弱いため遮光を徹底。 |
| はがれた後 | シミの改善が期待できる。一時的に色素沈着が出ることも。 | 効果には個人差あり。色素沈着は時間とともに落ち着くことが多い。 |
経過・効果には個人差があります
施術後、かさぶたが剥がれてから1ヶ月ほど経過した頃に、一時的な色素沈着(PIH:Post-Inflammatory Hyperpigmentation)が生じることがあります。これは肌の回復過程で見られる自然な反応ですが、よりきれいに改善させるために、当院では必要に応じて外用治療の併用をご提案しております。多くは時間とともに自然と落ち着きますが、薄く残存するケースもあるため、気になる症状がある際は自己判断せずにまずはご相談ください。また、美しい仕上がりのために、施術後は日焼け止めや帽子などを用いた「徹底した遮光」を行い、かさぶたを無理に剥がさないよう十分ご注意ください。
医師からのメッセージ
シミ治療で私が一番大切にしているのは、レーザーを当てることそのものよりも、「シミのタイプを正しく見極めること」です。一口にシミと言っても、老人性色素斑、そばかす、ADM(後天性真皮メラノサイトーシス)、肝斑など種類はさまざまで、それぞれ治療の仕方がまったく違います。特に肝斑は他のシミと見分けがつきにくく、ここに不用意にスポット照射をしてしまうと、かえって炎症を悪化させ、色素沈着を濃くしてしまうことがあります。ですから当院では、シミの種類をしっかり診断したうえで、それぞれに合った波長・出力で照射することを基本にしています。
そしてもう一つ大事なのが、治療がうまくいくかどうかは照射だけで決まるわけではないということです。治療の半分は、実はご自宅での過ごし方にかかっています。中でも特に伝えたいのが「触らない・こすらない・気にしない」ということです。人は施術後の肌が気になると、つい指で触れたり、擦ってしまったりするものですが、肌は摩擦の刺激を受け続けると、それを守ろうとしてメラニンを過剰に作ってしまい、かえって色素沈着を招いてしまいます。身近な例で言うと、下着のゴムや縫い目が当たって黒ずんでしまったり、目元を無意識にこすることで茶クマが濃くなったりするのも同じ仕組みです。せっかくレーザーでシミを取っても、こうした習慣が変わらなければ、再発したり、かえって濃くなってしまうこともあります。
施術後は、紫外線をしっかり防ぐことに加えて、洗顔やスキンケアの際に肌を擦らないよう意識していただくことが何より大切です。診断と照射の精度、そしてご自宅でのケア。この両方がそろって初めて、透明感のある肌を保つことができると考えています。
当院が大切にしていること
シミ治療におけるこだわりは、肝斑と他のシミとの見極め、そしてそれぞれに合わせた出力設定です。肝斑は強い刺激を与えると悪化しやすいシミで、老人性色素斑やそばかすと同じように照射してしまうと、色素沈着が濃くなってしまうことがあります。当院では診察の際にシミの種類をしっかり見極めたうえで、濃さや深さに応じて出力を細かく調整し、肌への負担を最小限に抑えた照射を行っています。
また、当院で導入しているピコレーザーは、照射時間が短く、周囲の肌への熱ダメージを抑えながらメラニンにアプローチできるのが特徴です。従来のレーザーよりも肌にやさしく、炎症後色素沈着のリスクを抑えられる点も、ピコレーザーを選んでいる理由のひとつです。
施術後は、クーリングや外用薬でのケアに加え、ご自宅での紫外線対策やスキンケアの指導も丁寧に行っています。照射の技術だけでなく、施術後のアフターケアまで含めてこそ、シミ治療は完成すると考えています。
カウンセリングで大切にしていること
カウンセリングにおいて最も大切にしているのは、シミのタイプを正確に見極め、患者様お一人おひとりに最適な治療法をご提案することです。一見同じように見えるシミでも、原因や深さによって最適なアプローチは異なります。まずは丁寧な診察を行い、なぜその治療が必要なのか、根拠を持って分かりやすくご説明いたします。
また、患者様のライフスタイルに寄り添った治療計画も重視しています。ダウンタイムの制限やご予定など、お仕事や生活の事情は様々です。無理なく治療を継続できるよう、照射スケジュールを柔軟にご相談させていただきます。
さらに、治療のメリットだけでなく、かさぶたや色素沈着のリスク、再発の可能性といった「起こりうる経過」についてもしっかりお伝えいたします。 事前に正しくリスクを理解していただくことこそが、患者様の安心感につながると考えているからです。
施術前はもちろん、施術後も些細なことでも気軽にご相談ください。
料金
ピコスポットは自由診療です。表示価格はすべて税込で記載します。
| メニュー | 料金 | |
|---|---|---|
| ピコスポット 5×5mm | ¥11,000 | |
| ピコスポット取り放題(全顔) | ¥99,000 | |
| ピコスポット取り放題(目まわり) | ¥44,000 | |
| ピコスポット取り放題(手の甲) | ¥99,000 | |
| ピコスポット取り放題(腕) | ¥99,000 |
リスク・副作用について
医療行為には必ずリスクが伴います。以下は医学的に起こりうるリスクを網羅的に記載しています。施術前のカウンセリングで詳しい説明を受け、十分にご納得のうえでご判断ください。
起こりうるリスク・副作用
- かさぶた:照射部にできます。1〜2週間で自然にはがれます。無理にはがさないことが大切です
- 炎症後色素沈着(PIH):かさぶたがはがれた後に一時的に色が濃くなる場合があります(とくに起こりやすい反応です)
- 赤み・水ぶくれ:照射部に一時的に生じることがあります
- 再発:シミの種類によっては、時間の経過で再び現れる場合があります
- 色素脱失(白斑):部分的に色が抜ける場合があります
- 肝斑の悪化:肝斑にスポット照射すると悪化するため、タイプの見極めが重要です
当院では、シミのタイプを見極めたうえで照射し、アフターケアを丁寧にご案内することで、これらのリスクを抑えるよう努めます。気になる症状が出た場合は、24時間対応の連絡先までご相談ください。
よくあるご質問
痛みはありますか?麻酔は必要ですか?
輪ゴムで弾かれる程度の感覚で、強い痛みはほとんどありません。痛みが気になる方は笑気麻酔を併用できます。感じ方には個人差があります。
ダウンタイムはどれくらいですか?
照射後はシミの色が一時的に濃くなり、薄いかさぶたができます。かさぶたは1〜2週間で自然にはがれます。その間は保護テープを貼り、メイクはテープの上から行います。
何回くらいで変化しますか?
濃いシミは1回〜数回で対応が見込める場合がありますが、種類や深さによっては複数回を要し、再発する可能性もあります。経過は医師がご提案します。効果には個人差があります。
かさぶたが取れた後にシミが濃くなることはありますか?
炎症後色素沈着が一時的に起こることがあります。多くは時間とともに落ち着きますが、遮光が大切です。気になる場合は、内服・外用治療をご提案することもあります。
肝斑にも使えますか?
肝斑にスポット照射を行うと悪化する可能性が高いため、ピコスポットは向きません。肝斑にはピコトーニングや内服・外用治療が向きます。タイプの見極めが重要です。
ピコトーニングとの違いは?
ピコスポットは濃いシミにピンポイントで集中照射、ピコトーニングは低出力で広く照射しくすみ・肝斑・色ムラ向けの治療です。シミのタイプに応じて使い分けます。
施術後に気をつけることは?
保護テープを指示どおりに使い、かさぶたを無理にはがさず、遮光を徹底してください。はがれた後の肌は紫外線に弱いため、日焼け止めが大切です。数が多い場合、テープを貼らないこともあります。
受けられない場合はありますか?
妊娠・授乳中の方、光線過敏のある方、治療部位に炎症がある場合などは、受けられない・注意が必要な場合があります。診察時に体調やお薬をお知らせください。
シミ取りレーザーの施術後、何かあったらすぐ相談できますか?
はい、もちろんです。当院では施術して終わりではなく、術後の経過観察を治療の一部と考えております。かさぶたの状態や色素沈着への不安など、些細なことでも患者様が抱えるご心配を早期に解消できるよう、丁寧なアフターフォローを徹底しています。