シリコンバッグ豊胸
こんなお考え、ありませんか?
バストのボリュームをしっかり、持続的に変えたい場合、インプラント(シリコンバッグ)による豊胸が選択肢になります。サイズアップの幅が大きく、一度の手術で持続的な変化が得られる一方、人工物を体内に入れる手術として、知っておくべきリスクもあります。まずは当てはまるものがあるか確認してみてください。
- バストのボリュームをしっかり出したい
- 持続的な変化を一度の手術で得たい
- 脂肪が少なく、脂肪注入では十分なサイズが出にくい
- サイズ・形・触り心地を相談して選びたい
- リスクや長期のケアも理解したうえで検討したい
- 自分に向く方法を相談したい
ひとつでも当てはまる方へ。インプラント豊胸は、サイズアップの幅が大きい治療です。ここから、仕組み・選択肢、そして必ず知っておきたいリスクをお話しします。
インプラント豊胸の仕組み
インプラント豊胸は、シリコン製のバッグ(インプラント)を、大胸筋の下や乳腺の下に挿入して、バストのボリュームを出す治療です。挿入する層、インプラントの形(ラウンド/アナトミカル)・表面の性状(スムーズ/テクスチャード)・サイズによって、仕上がりや触り心地が変わります。
挿入する層と切開部位
インプラントは、大胸筋の下(筋膜下・大胸筋下)または乳腺の下に挿入します。切開は、わきの下・乳房の下のしわ・乳輪の縁などから選び、傷が目立ちにくい位置を検討します。挿入層・切開部位は、体型や希望、皮膚・乳腺の状態によって医師が判断します。
使用するインプラントの承認状況について
乳房インプラントは、主に乳房再建を目的に国内で承認された製品があります(回収後、スムーズタイプ等が承認されています)。一方、美容目的の豊胸で使用するインプラントは、製品によって国内承認/未承認が異なります。★自院で使用する製品の販売名と承認状況を確認し、未承認品を使用する場合は、医療広告ガイドラインに基づく追加要件(未承認である旨・入手経路・国内同等承認品の有無・諸外国の安全性情報・医薬品副作用被害救済制度の対象外)をすべて記載してください。
必ず知っておきたいリスク:BIA-ALCL
乳房インプラント関連未分化大細胞型リンパ腫(BIA-ALCL)について
乳房インプラントを挿入した方に、ごくまれに「BIA-ALCL」というリンパ腫(がんの一種)が、インプラント周囲の被膜から発生することが報告されています。乳がんとは別のものです。主に表面がザラザラした「テクスチャードタイプ」のインプラントで報告されており、2019年にはアラガン社のマクロテクスチャード製品が世界的に自主回収・販売停止となりました。挿入から発症までは平均9年(報告では最長27年)とされ、長期のフォローが必要です。多くはインプラントと被膜の摘出で治癒しますが、まれに重い経過をたどることがあります。無症状の方に予防的な摘出は勧められませんが、バストの腫れ・しこり・液体のたまりなどに気づいたら受診すること、定期的なセルフチェックと検査を続けることが大切です。
当院では、使用するインプラントの種類・表面性状とそのリスク、長期フォローの必要性を、施術前に必ずご説明します。リスクを理解したうえで選んでいただくことを大切にしています。
インプラント豊胸という選択肢
インプラント豊胸は、ボリュームアップの幅が大きく、一度の手術で持続的な変化が得られるのが特長です。脂肪が少なく脂肪注入では十分なサイズが出にくい方にも向きます。一方で、人工物を入れる手術特有のリスクや、将来の入れ替え・抜去の可能性があります。
サイズアップの幅
が大きい
脂肪注入やヒアルロン酸では出しにくい、しっかりとしたサイズアップが一度の手術で可能です。
持続的な変化
インプラントが入っている限り、ボリュームは持続します。ただし、将来的に入れ替え・抜去が必要になることがあります。
形・触り心地を選べる
インプラントの形・サイズ・表面性状、挿入層を選び、体型に合わせて仕上がりを設計します。
ほかの豊胸との使い分け
しっかりサイズを出したい・脂肪が少ない方はインプラント、自然な触り心地で適度なサイズアップを望む方は脂肪注入、その両方を組み合わせるハイブリッドという選択肢があります。注入系(ヒアルロン酸等)の豊胸は合併症の報告があり、当院では慎重に判断します。あなたに合う方法を診察でご提案します。
施術の流れ
当日のご来院から帰宅まで、術式により半日程度。手術そのものは1〜2時間程度です。麻酔は全身麻酔で行うことが一般的です。
医師によるカウンセリング・診察
体型・皮膚や乳腺の状態・希望を確認し、インプラントの種類・サイズ・挿入層・切開部位を決めます。リスクと長期フォローも説明します。
デザイン・マーキング
仕上がりを確認しながら、切開位置とインプラントの位置を決めます。
全身麻酔
全身麻酔で、手術中の痛みや負担を抑えます。
インプラントの挿入(メイン)
選んだ切開部位から、適切な層にインプラントを挿入し、左右のバランスを確認します。
確認・固定・術後説明
仕上がりを確認し、固定・圧迫を行い、過ごし方・24時間対応の連絡先をご説明します。
ダウンタイムと回復の経過
標準的な経過を時系列でご説明します。腫れ・痛みの程度には個人差があります。胸の手術はダウンタイムが比較的大きい治療です。
| 時期 | 見た目・状態 | 可能なこと/注意点 |
|---|---|---|
| 当日〜3日 | 強い腫れ・痛み・つっぱり感。固定・圧迫。 | 安静。上半身を使う動作・腕を上げる動作を控える。 |
| 約1週間 | 痛みのピークを越える。抜糸の時期(切開法による)。 | デスクワーク復帰の目安。重い物・激しい動きは控える。 |
| 2〜4週間 | 腫れ・つっぱり感が和らぐ。 | 日常生活に戻る。運動・うつ伏せは医師の許可後。 |
| 1〜3ヶ月 | バストの位置・形がなじむ。 | 概ね日常通り。経過観察。 |
| 6ヶ月〜 | 仕上がりが安定する。 | 完成の目安。以降も定期検査・セルフチェックを継続。 |
経過には個人差があります
腫れ・痛みの引き方や、バストがなじむまでの期間には個人差があります。固定・圧迫や安静の指示を守ることが大切です。挿入後は、BIA-ALCLや被膜拘縮の早期発見のため、長期的なセルフチェックと定期検査を続けてください。気になる症状があれば、24時間対応の連絡先までご相談ください。
医師からのメッセージ
【★医師コメントをここに挿入】
当院が大切にしていること
【★医師コメントをここに挿入】
カウンセリングで大切にしていること
【★医師コメントをここに挿入】
料金
インプラント豊胸は自由診療です。表示価格はすべて税込です。
| メニュー | 料金 | |
|---|---|---|
| シリコンバッグ豊胸 | ¥660,000 | |
| シリコンバッグ代 (片側) | ¥180,000 | |
| シリコンバッグ代 (両側) | ¥330,000 | |
| シリコンバッグ抜去(当院) | ¥330,000 | |
| シリコンバッグ抜去(他院) | ¥440,000 | |
| シリコンバッグ入れ替え | ¥220,000 | |
| シリコンバッグ被膜除去 | 被膜拘縮解除術 | ¥220,000 |
| シリコンバック 挿入器(BIファンネル) | ¥33,000 |
リスク・副作用について
医療行為には必ずリスクが伴います。インプラント豊胸は全身麻酔下の手術で、人工物を体内に入れるため、知っておくべきリスクがあります。十分にご理解のうえ、ご判断ください。
起こりうるリスク・副作用
- BIA-ALCL:ごくまれに、インプラント周囲の被膜からリンパ腫が発生することがあります(前述)。長期フォローが必要です
- 被膜拘縮:インプラント周囲の被膜が縮んで硬くなり、形が変わる・痛むことがあります
- 感染:生じた場合、抗生剤や場合によりインプラントの抜去が必要になることがあります
- 血腫・漿液腫:術後に血液や液体がたまることがあります
- 破損・もれ:インプラントが破損・劣化することがあり、入れ替えが必要になることがあります
- 位置のずれ・左右差・輪郭の不自然さ:生じることがあります
- 知覚の変化:乳頭や皮膚の感覚が変化することがあります
- 将来の入れ替え・抜去:年月の経過や状態により必要になることがあります
緊急対応が必要な症状
以下の場合は様子を見ず、すぐにご連絡ください。24時間対応の緊急連絡先は施術当日にお渡しします。
- 急激な腫れ・強い痛み・赤み
- 38度以上の発熱
- 片側だけの急な腫れ・液体のたまり
- 膿のような分泌物
よくあるご質問
BIA-ALCLが心配です。受けても大丈夫ですか?
ごくまれですが、インプラント周囲の被膜からリンパ腫が発生することが報告されており、主にテクスチャードタイプで報告されています。挿入から発症まで平均9年とされ、長期のフォローが必要です。多くは摘出で治癒します。無症状なら予防的摘出は不要ですが、腫れやしこり、液体のたまりに気づいたら受診し、定期検査を続けることが大切です。リスクを理解したうえで選んでいただきます。
使うインプラントは国内で承認されたものですか?
乳房再建を目的に国内承認された製品があります。美容目的の豊胸で使う製品は承認状況が異なる場合があるため、当院で使用する製品の販売名と承認状況を診察でご説明します。未承認品を使う場合は、その旨や救済制度の対象外であることなどもお伝えします。
痛みや麻酔は?
全身麻酔で行うため手術中の痛みはありません。術後は強い腫れ・痛み・つっぱり感がありますが、鎮痛剤でコントロールします。感じ方には個人差があります。
ダウンタイムはどれくらいですか?
強い腫れ・痛みは1週間ほど、落ち着くまで2〜4週間が目安です。デスクワーク復帰は約1週間後、運動やうつ伏せは医師の許可後です。仕上がりの安定は6ヶ月以降が目安です。
一生入れ替え不要ですか?
状態が安定していれば長く使えますが、破損・被膜拘縮・形の変化などで、将来的に入れ替え・抜去が必要になることがあります。『一生不要』とは断定できません。
授乳や乳がん検診に影響しますか?
挿入層によっては授乳への影響が少ない場合がありますが、状態によります。乳がん検診では、インプラントがあることを必ず申告してください。撮影方法の工夫が必要になることがあります。
脂肪注入とどちらがいいですか?
しっかりサイズを出したい・脂肪が少ない方はインプラント、自然な触り心地で適度なサイズアップを望む方は脂肪注入が向きます。両方を組み合わせるハイブリッドもあります。診察でご提案します。
受けられない場合はありますか?
全身状態によって受けられない場合や、乳房・全身に病変がある場合は精査が必要です。妊娠授乳中の方は時期を相談します。診察時にお知らせください。