ヒアルロン酸注入

こんなお悩み、ありませんか?

しわやくぼみ、ボリュームの減少は、年齢とともに気になる代表的なお悩みです。ヒアルロン酸注入は、気になる部分にゲルを注入して、しわを和らげ、ボリュームや輪郭を整える治療です。まずは当てはまるものがあるか確認してみてください。

  • ほうれい線・マリオネットラインが目立つ
  • 目の下のくぼみ・クマで疲れた印象に見える
  • 頬・こめかみがこけて、やつれて見える
  • あご・輪郭の形を整えたい
  • 涙袋・唇の形をふっくらさせたい
  • 切る手術ではなく、注入で自然に整えたい
  • 自分に合う部位・製剤を相談したい

ひとつでも当てはまる方へ。ヒアルロン酸注入は、部位に応じた製剤を使い分けて、自然に整える治療です。ここから、なぜしわやくぼみができるのか、どう整えられるのかをお話しします。

なぜ、しわ・くぼみができるのか

ヒアルロン酸は、もともと体内にある保水成分で、肌のうるおいやハリ、組織のボリュームを支えています。加齢とともにヒアルロン酸やコラーゲンが減り、さらに脂肪や骨が痩せることで、しわ・くぼみ・ボリュームの低下として現れます。

注入で、減った分を補うという考え方

ヒアルロン酸注入は、架橋(かきょう)という処理で分解されにくくしたゲルを、気になる部位の適切な層に注入し、減ったボリュームを補ったり、しわを内側から和らげたりする治療です。製剤の硬さによって、しわを和らげる柔らかいものから、輪郭やあごを支える硬いものまで使い分けます。万一のときは、溶かす注射(ヒアルロニダーゼ)で調整・除去できるのも特長です。

ヒアルロン酸注入という選択肢

ヒアルロン酸注入とは、架橋ヒアルロン酸のゲルを、しわ・くぼみ・輪郭などの部位に注入して整える治療です。施術は短時間で終了し5〜10分程度で、メスを使わずに変化を出せること、調整がしやすいこと、そして何よりも施術直後から変化がわかることが多くの方に選ばれている理由です。

切らずに、その日のうちに整えられる

注射のみで行うため、切開を伴わず、ダウンタイムを抑えやすい治療です。仕上がりをその場で確認しながら進められます。

部位に合わせて
製剤を使い分ける

柔らかい製剤はしわ・唇・涙袋に、硬い製剤は頬・あご・輪郭の支えに、と部位と目的に応じて選びます。

調整・除去ができる

仕上がりが好みと違う場合や過剰な場合は、溶かす注射(ヒアルロニダーゼ)で調整・除去できます。

使用する製剤について

【国内承認品】ほうれい線などのしわ修正・ボリューム形成・唇増大などを目的に、アラガン社(アッヴィ)のジュビダームビスタ等、国内で医薬品医療機器等法上の承認を取得したヒアルロン酸製剤があります。★当院で承認品を使用する場合は、その販売名・承認内容を記載してください。なお承認品の使用には、製造販売業者の講習を受けた医師による施注が承認条件として求められます。

【国内未承認品】韓国製などの国内未承認のヒアルロン酸製剤を使用する場合は、医療広告ガイドラインに基づき以下を明示します★(自院の取扱いを確認し記載してください):
・本製剤は国内未承認であること
・入手経路:医師の責任による個人輸入(または国内正規代理店経由)であること
・国内に同一成分・性能の承認医薬品が存在すること(上記の承認品)
・諸外国における安全性に関する情報(海外承認・添付文書の重大な副作用等。国内での有効性・安全性を保証するものではない)
・医薬品副作用被害救済制度等の公的救済の対象外であること

施術の流れと持続の目安

ヒアルロン酸注入は、カウンセリングを含めて30〜60分、注入そのものは1本あたり5〜10分程度です。麻酔薬を含む製剤や表面麻酔で痛みを抑えます。

医師の診察・デザイン

お顔全体のバランスを見て、注入する部位・量・製剤を決めます。

麻酔

表面麻酔や、麻酔薬を含む製剤で痛みを抑えます。

注入・仕上がり確認

適切な層に少しずつ注入し、左右のバランスを確認しながら整えます。

アフターケア

施術後には過ごし方・注意点をご説明します。当日からメイクが可能な場合が多いです。

持続の目安

持続は部位や製剤によって幅があり、唇・涙袋など動きの多い部位で約6ヶ月〜1年、頬・あご・こめかみなど硬めの製剤を使う部位で約1〜2年が目安です。徐々に吸収されるため、状態に応じて追加・調整します。持続には個人差があります。

ダウンタイムと経過

ヒアルロン酸注入はダウンタイムが比較的軽い治療です。標準的な経過をご説明します。反応の程度には個人差があります。

時期見た目の状態可能なこと/注意点
当日針痕・赤み・軽い腫れ。内出血が出ることがある。当日は強い圧迫・運動・飲酒・サウナを控える。メイク可の場合が多い。
数日腫れが落ち着く。内出血が出た場合は色が変化。メイクで目立ちにくくなる。
1〜2週間内出血が消え、なじんでくる。形が安定してくる。
1ヶ月ヒアルロン酸が肌になじみ、自然な仕上がりに。気になる点は調整を相談。

経過・効果には個人差があります

腫れや内出血の程度、なじみ方には個人差があります。施術後に強い痛み・皮膚の色の変化・視力の異常などがあれば、すぐにご連絡ください(下記リスク欄を必ずお読みください)。

医師からのメッセージ

私にとってヒアルロン酸注入とは、単に凹みを埋める作業ではなく、加齢によって失われた組織を本来の位置へ復元する「ボリューム・リストレーション(ボリューム回復)」を通じ、お顔全体の構造を若々しい状態へと導く医学的なアプローチです。お顔の老化の根本原因は、骨格の吸収、深部脂肪の萎縮、筋肉の萎縮に伴うボリュームロスにあります。この土台が崩れることで、皮膚を支えるリガメント(靭帯)が緩み、たるみが生じます。私は、解剖学的な知見に基づき、適切な位置へヒアルロン酸を配置することで、このリガメントを補強し、構造を再構築する「リポジショニング」を重視しています。

一方で、ヒアルロン酸のみですべてを解決できるとは考えていません。お一人おひとりの肌質や骨格、エイジングの進み方は異なります。そのため、適材適所、どの施術が一番効果的な方法かをご提案し、医学的根拠に基づいた最善の組み合わせで治療を行うことが重要だと考えています。あくまで「入れすぎない」ことを大前提とし、その方本来の骨格美や表情を損なわないよう無理のない変化を追求しています。自然で洗練された美しさを引き出し、治療後に鏡を見た瞬間「若返った」と実感していただき、ご自身を好きになれるような、丁寧かつ本質的なエイジングケアを提供することが私の診療哲学です。

当院が大切にしていること

形成外科および美容外科の専門医として、何よりも重要視しているのが解剖学的な裏付けに基づいた「安全性の確保」です。外科手術を通じて人体の深層構造を熟知しているからこそ、神経や血管の走行を立体的にイメージし、針先がどの層にあるのかをミリ単位でコントロールする意識を徹底しています。製剤選びにおいても、部位ごとの硬さやリフト力、持続性を考慮し、それぞれの患者様に最適なものを選択します。また、リスクを限りなくゼロに近づけるためには物理的な配慮が不可欠です。万が一の血管合併症に対しても、速やかに溶解剤であるヒアルロニダーゼを使用し、適切な処置を行える緊急体制を整えています。解剖知識に裏打ちされた正確な手技と、万全の安全管理体制こそが、皆様に安心して治療を受けていただくための最低限にして最大限の責務であると考えています。

カウンセリングで大切にしていること

カウンセリングで何より大切にしているのは、患者様が抱く「こうなりたい」というご希望に対し、私から専門的な見地に基づいた道筋を丁寧に示すことです。

ヒアルロン酸注入をご希望される方の中には、ご自身で「ほうれい線に入れてほしい」と場所を指定される方もいらっしゃいますが、実はその原因が別の部位のボリュームロスにあることは珍しくありません。また、「ヒアルロン酸を顔のどこに入れられるのか、どう変化するのか」といった、施術の基本を詳しくご存じない方も多くいらっしゃいます。私はそうした不安を解消し、「なぜそこが気になるのか」「どこに注入すれば根本から若々しさが戻るのか」という根拠を、鏡で実際のお顔を拝見しながら具体的に解説いたします。

「本来ここにあった組織が下がってしまったので、この位置を持ち上げましょう」といった、お一人おひとりの骨格や老化プロセスに合わせた提案こそが、本質的な治療の第一歩です。どこをどう調整すべきかをしっかり共有しご提案いたします。「この施術を受けて本当に良かった」「自分に自信が持てるようになった」と鏡を見るたびに実感していただけるよう、医学的な根拠に基づいたオーダーメイドの治療計画を一緒に作っていきましょう。

料金

ヒアルロン酸注入は自由診療です。

メニュー料金
ヒアルロン酸(アラガン)

¥99,000(税込)

ヒアルロン酸(韓国製)

¥55,000(税込)

ヒアルロニダーゼ(溶解)

¥22,000(税込)

ヒアルロン酸オプション|カニューレ

¥3,300(税込)

リスク・副作用について

医療行為には必ずリスクが伴います。以下は医学的に起こりうるリスクを網羅的に記載しています。とくにヒアルロン酸注入には、まれですが重大なリスクがあります。施術前のカウンセリングで詳しい説明を受け、十分にご納得のうえでご判断ください。

まれですが重大なリスク:血管塞栓

ヒアルロン酸が血管内に入ると、血流が妨げられ、皮膚の壊死(組織が傷む)、視力の障害(失明を含む)、ごくまれに脳の血管の障害などが起こる可能性があります。鼻・眉間・額・目のまわりは特に注意が必要な部位です。症状は施術中や直後に多いですが、遅れて出ることもあります。当院では解剖を踏まえた注入を行い、万一に備えて溶かす注射(ヒアルロニダーゼ)や眼科等との連携体制を整えています。施術後に強い痛み・皮膚の色の変化・見えにくさなどがあれば、すぐにご連絡ください。

そのほかの起こりうるリスク・副作用

  • 内出血・腫れ・赤み:数日〜1〜2週間で落ち着きます
  • しこり・硬結:注入部に生じる場合があります。多くは時間の経過やマッサージ、溶解で対応します
  • 左右差・仕上がりの不満:調整や溶解で対応できる場合があります
  • チンダル現象:浅い層への注入で青く透けて見える場合があります
  • 感染:まれですが、生じた場合は適切に対応します
  • アレルギー・遅延型の炎症反応:時間が経ってから腫れが出る場合があります

気になる症状が出た場合は、24時間対応の連絡先までご相談ください。

よくあるご質問

失明や皮膚の壊死というリスクは本当にありますか?

血管塞栓(失明や皮膚壊死)は非常に稀ですが、ヒアルロン酸注入における重大な合併症です。特に鼻・眉間・額・目周りは血管が複雑に走行しているため、解剖学を熟知した専門医が細心の注意を払って注入する必要があります。当院では安全を最優先し、解剖を踏まえた注入を行うとともに、万一に備えてヒアルロン酸を溶かす製剤を用意し、適切な処置を行える緊急体制を整えています。施術後に強い痛みや見えにくさ、違和感などあればすぐにご連絡ください。

痛みはありますか?麻酔は?

麻酔薬を含む製剤や表面麻酔で痛みを抑えます。また、部位や目的に応じて針やカニューレ(先の丸い管)を使い分け、注入時の負担を最小限に減らす工夫をしています。痛みには個人差がありますが、リラックスして受けていただけるよう配慮しております。

効果はどれくらい持続しますか?

部位や製剤によって幅があります。唇・涙袋で約6ヶ月〜1年、頬・あごなど硬めの製剤で約1〜2年が目安です。ヒアルロン酸は徐々に吸収されるため、理想の状態を維持するために、お一人おひとりの状態に応じて追加・調整を行うメンテナンスをお勧めしています。

気に入らなかったら元に戻せますか?

ヒアルロン酸は溶かす注射(ヒアルロニダーゼ)で調整・除去ができます。仕上がりが好みと違う場合や過剰な場合に対応できるのが特長です。

しこりやチンダル現象(青み)が心配です。

注入する層や量を適切にすることで起こりにくくなります。生じた場合も、時間の経過や溶解注射で対応できることが多いです。

承認品と韓国製では何が違いますか?

国内で承認されたヒアルロン酸製剤(ジュビダームビスタ等)と、国内未承認の製剤があります。未承認品を使う場合は、未承認であることや救済制度の対象外であることなどを説明します。どの製剤を使うかは診察でご相談ください。

ボトックスとはどう違いますか?

ヒアルロン酸はボリュームを補い・くぼみやしわを埋める治療、ボトックスは筋肉の動きによる表情じわを和らげる治療です。動きによるしわと、ボリュームによるしわで使い分け、組み合わせることもあります。

受けられない場合はありますか?

妊娠・授乳中の方、製剤にアレルギーのある方、注入部位に炎症・感染がある場合などは、受けられない・注意が必要な場合があります。診察時にお知らせください。

注入直後のダウンタイムはありますか?

内出血や腫れが数日〜1週間ほど出ることがありますが、大きな腫れはほとんどありません。当日は過度な運動や飲酒、サウナを控えていただければ、翌日からメイクも可能です。※内出血が出た場合もコンシーラーで隠せる程度がほとんどです。

何回か通う必要がありますか?(メンテナンスについて)

ヒアルロン酸は徐々に吸収されるため、理想の状態をキープするためには定期的なメンテナンスをお勧めしています。お顔全体の老化プロセスに合わせて、数ヶ月〜1年おきに微調整を行うことで、より自然で若々しい状態を長く維持できます。

他の美容医療(レーザーやボトックス)と同時に受けられますか?

はい、可能です。むしろ、たるみの土台をヒアルロン酸で整え、皮膚表面をレーザーで引き締めることで、より高い相乗効果が得られます。ただし、施術の順番や間隔が重要ですので、カウンセリングで一人ひとりに最適なプランをご提案します。